プリンタ

肢体不自由や視覚障害の方から信頼いただいているようで、パソコンに関して多くの質問をいただきます。なかでも、どれを買ったらいいかは永遠のテーマかもしれません。
その方の環境、何がしたいのか、障害の程度をよく聞いて見て考えないといけません。

今回は肢体不自由者が使うプリンタについて。
仕事で使うのではない限りそんなに毎日大量に印刷することはありませんし、また一般家庭ですから置く場所も限られます。また、多くの方が、立ったり座ったりがなかなかむつかしいのが現状です。
そういう場合には、HPのプリンタを薦めています。
理由:フロント給紙、フロント排紙
結局のところ、プリンタってプリンタ本体の上方向、かつ後ろ方向にかなりのスペースを食い、プリンタの上の後ろから何枚かの用紙を持ったままセットするという作業は体勢として難しいです。先日もプリンタを購入したいとの話があり、その時には複合機は要らない、写真などを出すわけではないと目的もはっきりしているので5740をすすめて購入されました。
HPのプリンタの欠点は、インクカートリッジがEPSONCANONに比べて高いこと。上記のような方の使い方だとたまにしか買わないので余計にそう感じてしまいます…。

最近のCANONのボックス型の、上位機種は給紙カセットが使え前面給紙ができるます。ただ、この給紙カセット使いにくいです。レーザープリンタのようにプリンタ本体に重量があればよいですが、家庭用インクジェットですから、プリンタ本体をある程度押さえないとカセットが抜けないのです。健常者にはよいかもしれませんが。