現代国語

はてなダイアリーのトップからだったか、適当に読んでいたらあたったエントリー
http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090813
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20090815
で思いついたこと。
私は理系人間なんで、現国ことえりはゲンコクで変換できなかった…)は得意でもないし好きでもなかったけど、問題の難易度によらず問題文が興味が持てる/面白い内容だった場合は点数が良くて、つまらない/面白くない内容だった場合は2択であってもことごとく不正解だった(ので成績は常に乱高下を繰り返し)。
確かに「登場人物が何を考えていたか」なんて、設問者=作者じゃないと正解かどうかわからないし川端康成が自殺した理由に少女から“雪国”について意味がわからないという手紙をもらって、自分の文才のなさにショックを受けたからというがありましたっけ?)、ましてや“**研究第一人者による違った見解”なんてのが後から出てくる可能性もある。けれど「ここでこういう風に読んでいなかったために、次の展開の意味がわからず、この作品の面白さが全然わからない」てことをさけるためには必要な教科とも言えますか、いい問題ならね。
いっそのこと、ミステリーものを問題文にして、“作者の意図通りミスリードしているか”なんてやってみるのも面白いかも。